ジェニー
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発売元 | ツクダオリジナル |
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発売日 | 1978年(昭和53年)3月 |
価 格 | 500円 |
いまやスライムといえばドラゴンクエストに登場する最弱モンスターを思い浮かべてしまいますが、本来スライム(slime)とは、どろどろぬるぬるするものという意味の英語の一般名詞です。
それゆえ、70年代末を知る世代にとって、スライムとはすなわち緑色のバケツに入ったコレのことですよね。
スライムはアメリカ発祥のユニークグッズで、1976年(昭和51年)にマテル社から発売され、またたく間に大ヒット。日本でも2年後にツクダオリジナルが輸入販売をはじめ、小学生を中心に火が付きます。
ひんやりぬめぬめした蛍光緑色のゲルは、なんとも得体が知れない不気味さがあり、一種独特な匂いを発することから、手で触っているうちに摩訶不思議な感覚に陥ること必至。
ただぬるぬるしたものを触るというだけのグッズなのに関わらず、やはり日本でも大ヒットしました。累計1,200万個を売り上げたというのですから、たいしたものです。
とはいえ、所詮ゲルですから触っているうちにだんだん水分が蒸発して体積が減ってしまったり、うっかり地面に落として砂まみれになってしまったり、髪にくっついて取れなくなってしまったり、嫌な思い出を残してくれる副作用もありました。
翌年にはミミズが入った「スライム・ワーム」、カエルとオタマジャクシが入った「スライム・タドポール」が発売され、キワモノ度が上昇。
のちに色のついた匂いのする粘土「ギャック」も登場し、他社からも類似品が登場しました。
画像:株式会社メガハウス
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