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発売元 | 明治乳業(現・明治) |
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発売日 | 1979年(昭和54年) |
価 格 | 50円、300円 |
「うまか棒? 駄菓子のうまい棒のこと?」
と勘違いされそうなネーミングのアイススティック。奇遇にも「うまい棒」と同年の1979年(昭和54年)に発売されました。
まずは九州エリアで限定発売され、発売後3ヶ月で3000万本を売り上げるという好スタートを切ります。それを受けて翌年には、全国へ販路が拡大されました。
九州先行発売で「うまか」という九州言葉を商品名に冠しただけあって、当初のCMには、熊本出身のばってん荒川さんを起用。
内容は、寝転んでうまか棒を食べる息子に向かって「親の言うことを寝て聞くモンがありますか! ハズレもんが!」と叱ったところ、「あたりだも~ん」と当たりのスティックを見せる息子、という展開です。
最後に特長ある低音ボイスで「うまっか棒~♪」と商品名をコールしますが、この妙にメロディアスなコールが耳に残ったものです。
全国版のCMには、桑野信義さんが登場しています。
アイスに刺さっていたスティックは、珍しい丸棒。円柱形のアイスバーで、バニラアイスをチョコでコーティングしてナッツを散らした「チョコナッツ味」が一番人気でした。
ほかに「バナナ味」「あずき味」もあり、ミニサイズのバーが10本入ったマルチパック「うまか棒ミニ」も発売に。
その後、個食タイプは発売終了となり、マルチパックのみの展開が続きました。2008年(平成20年)に個食タイプ「うまか棒 チョコナッツ<ノベルティスティック>」が発売30周年記念で復刻登場しましたが、一時的なもので、それ以降もやはりマルチパックのみの販売。
フレーバーは定番の「チョコナッツ」のほか、「いちごバニラ」「ヨーグルト味」「きなこチョコナッツ」などがありました。
現在では「うまか棒Z」と名を変えて、11本入りマルチパックが販売されています。
画像:株式会社 明治
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