ディスカバー・ジャパン
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発売元 | 明治製菓 |
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発売日 | 1971年(昭和46年)11月1日 |
価 格 | 100円 |
「ほら。チェルシー、もひとつ~チェルシー♪」
のびやかな歌声のこのCMソングは、皆が覚えているはず。
というよりも、現在も普通に店頭に商品が並んでいる現役のロングセラーキャンディです。
その誕生は昭和46年(1971年)。キャンディといえばセロファンにねじり包まれたものという既成概念を打ち破り、キャラメルと同じく紙での個包装。しかもその紙には格調高い花柄をあしらっており、シックな黒を基調に同じく花柄を纏った包み箱にも窓を設けて、中の包み紙が見えるように細工されていました。
材料をそのまま型に流し込んで造るというこれまでにない滑らかな味わいを打ち出した新キャンディでしたが、元来これは英国スコットランドに古くから伝わる菓子。しかし「チェルシー」の名は、実はスコットランドではなくロンドンにある地区の名前です。名前の候補にはもうひとつチェルシー地区にある通りの名である「キングスロード」も挙がりましたが、愛らしく女性的な語感から「チェルシー」に決定したそうです。
ちなみにフレーバーの「バタースカッチ」「ヨーグルトスカッチ」の「スカッチ」とは切り刻むと言う意味のscotchのほか、焦がすという意味のscorchに由来しており、発売元の明治ではscorch説を採用しています。
画像:株式会社明治
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