フロッガー/1980年代、昭和懐かしゲーム/ナッツーイ

学研

♪迷子の迷子の子猫ちゃん～あなたのおうちはどこですか～
童謡「犬のおまわりさん」のメロディーでスタートするLSIゲーム「フロッガー」。

イエローに塗られた筐体はなんともカッコいいフォルムで、日除けの出っ張りも良いアクセントになっています。そのぶんお値段は8,800円と既存のゲーム＆ウォッチなどと比べても強気の高値設定。

LSIゲーム初期に発売されたバンダイの「クロスハイウェイ」を進化させた内容で、迷子のカエルが車行き交う道路を横断し、川を流れる丸太と亀の背中を跳び移りながら、最後は自分の巣に帰る、というものでした。

車に撥ねられたり、川に落ちたり、画面の端まで流されるとアウトで、カエルが表示されているすべての巣に帰巣するとクリアーとなり、車や川の流れが速くなります。
ゲームはAとBから選ぶことができ、Aは初級用で初面クリアーのあとで新たな敵「ヘビ」が登場。Bは最初からヘビが出てきます。

もともとは1981年（昭和56年）にコナミ（現・コナミデジタルエンタテインメント）が開発し、セガ・エンタープライゼス（現・セガ）および米国セガの子会社だったセガ・グレムリンからアーケードゲームとして発売されたもの。これ以外にもさまざまな家庭用ゲーム機に移植されました。

画像：株式会社学研ホールディングス

フロッガー