ぶら下がり健康器

サンライズ

70年代カルチャー
ぶら下がり健康器

物干しハンガーになり果てた

発売元 サンライズ
発売日 1978年(昭和53年)
価   格 39.000円

お茶の間に流れるTVショッピングによって、一躍日本中に広まった「ぶら下がり健康器」。
これは1975年(昭和50年)、健康をテーマとした月刊誌「壮快」で日本体育大学教授の塩谷宗雄氏によって紹介された「ぶら下がり健康法」をベースにしています。

株式会社サンライズが「サンパワー」の商品名で発売し、猫も杓子も買い求めてリビングに置いてはぶら下がったシロモノで、当時は1日に20万体も売れたのだとか。ただの鉄パイプを組み立てたものに4万円弱という、ちょっと強気の価格設定にもかかわらず、かなりのバカ売れです。

ポールにぶら下がることで背筋を伸ばし、肩こりを解消し、上半身の姿勢矯正、腰痛緩和などの効果効能がある…とされていました。1日わずか1分弱ぶら下がるだけで良いという手軽さも受けて、国民総ぶら下がり状態になるかと思いきや、ブームはあっという間に下火に。

1分とはいえ、足を地に着けず腕の力だけでぶら下がるのはかなり大変だったようで、買って1カ月もすれば立派な洋服ハンガーに成り果てる家庭がほとんどだったのです。

画像:アルインコ株式会社


Q.ぶら下がり健康器はナッツーイ?

懐かしい!
まわりでは流行ってた
かすかに記憶している
知らない・・・

これもナッツーイ?

ザ・ギンザ

  今では考えられない強気な価格設定

ザ・ギンザ
80年代食べもの

知床しぶき

  個包装ふりかけの先駆

知床しぶき
70年代食べもの

パンチガム

  これが結構痛いんです

パンチガム
80年代おもちゃ

Recommendation!