ねりけし
もはや消しゴムではなく玩具
ママレンジ
ホントにフライパン料理ができる
チョロQ
リアバンパーに10円玉挟みましたよね?
発売元 | 大塚食品 |
---|---|
発売日 | 1985年(昭和60年) |
価 格 | 200円 |
寸詰まりのスクエアタイプのカップの正体はインスタント麺。しかし、従来のお湯をかけて3分待つタイプではなく、お湯いらずでそのまま食べられる画期的商品です。
中は2層になっており、下層にはかた焼きそば、上層はプラカップに具材入りの「八宝菜あん」がセット。プラカップの「あん」を麺にかけてほぐして食べるシステムでした。 待たずにすぐ食べられるということから、アン・ルイスさんを起用したCMでは「止まって食べてはいけません」とのナレーションが入り、歩きながら食べるハンバーガー感覚の麺という触れ込み。「歩き麺です」とギリシャの数学者「アルキメデス」の洒落で「アルキメンデス」と命名されました。
肝心の味はというと、やはり常温ゆえに美味しくないという声と、意外とイケるという声にはっきり好みが分かれ、翌年には酢豚味のバージョンも発売されましたが、2年ほどで姿を消してしまいます。保存性をさらに改良すれば、非常備蓄食として使えそうではありますが、再登場の話はなさそうですね。
ちなみに、当時任天堂の「ファミコン」ソフトであるコナミ「グラディウス」とタイアップしたキャンペーン「グラディウス・アルキメンデス編」というレアグッズもあり、作中にタイアップ商品を登場させるさきがけとなりました。
画像:大塚食品株式会社
もはや消しゴムではなく玩具
ホントにフライパン料理ができる
リアバンパーに10円玉挟みましたよね?