亭主元気で留守がいい
1986年の流行語にもなった
つくんこ
も~りなが~ つ~くんこ~♪
モンチッチ
ぬいぐるみと人形が合体したら
発売元 | 江崎グリコ |
---|---|
発売日 | 1974年(昭和49年)4月 |
価 格 | 60円 |
ポケットから取り出してひとつぶポイッと口に放り込むと、スーッとミントの爽快感…といえば、今だとミントタブレットを想像しますよね。強烈なミントの刺激で眠気を覚ましたり、口臭を防いだりするのが目的のミントタブレットですが、かつてその役割を担っていたのはミントガムでした。
タブレットにせよガムにせよ、ミントの刺激はちょっと強め。その点、グリコの「スカイミント」は刺激ひかえめで、適度な甘さが嬉しいチューイングキャンディーです。
真っ白まんまるシェイプの中身は、ミント味のソフトキャンディー。外側はコーティングされているので、噛むとカリッとした食感でした。
江崎グリコグループ広報部の窪田さんによると「元々はオーストラリアの菓子メーカー"W・アレン社"の主力製品を日本向きにアレンジしたものです。 他社に類似品も少なく30年以上も販売しておりました」とのこと。
使用されていたミントも、アメリカの五大湖のそば・ミッドウエスト地方産の高純度ペパーミントなんだとか。
まずは石川県にて一箱60円で先行発売され、のちに全国販売へと踏み切られています。初期は縦型のデザインでしたが、2年後には馴染みのある横向きデザインに変更。そして再度縦向きにリニューアルされましたが、2007年(平成19年)の春から夏にかけて終売となっています。
TV-CMには林寛子さんや岩崎宏美さん、ずうとるびたちが出演していました。「カミカミカミカミキャンディー♪」というそのまんまの歌詞もご愛嬌です。
姉妹品として1976年(昭和51年)には既にいちご味の「スカイフルーツ」が登場していて、1983年(昭和58年)にはスカイフルーツはレモン味になっています。そのまま長らくスカイフルーツの名のままでしたが、分かりやすくレモンを前面に出して「スカイレモン」に改名。
終売で今となっては食べることができないのが惜しい限りです。
画像:江崎グリコ株式会社
1986年の流行語にもなった
も~りなが~ つ~くんこ~♪
ぬいぐるみと人形が合体したら