さっチョコだち
これ、東京方言って知ってました?
ドライビングターボ
スピード違反も関係ないね!
知床しぶき
個包装ふりかけの先駆
発売元 | 学研 |
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発売日 | 1970年頃(昭和45年頃) |
価 格 | 2,950円~ |
60年代末に定番化した刑事ドラマは、70年代も引き続き人気を保ち続けました。土曜の夜にドリフの「8時だョ!全員集合」を堪能したあと、チャンネルそのままで「Gメン'75」にも見入っていたという人は多いハズです。
刑事やスパイが仲間との連絡に使う交信手段といえば、なんといっても無線です。スマホどころか携帯電話すらない時代、口元にシーバーをあてて秘密の通信をする姿に憧れた少年が、子供用に発売されたトランシーバーに飛び付かないはずがありません。
玩具トランシーバーはいくつかのメーカーから発売されましたが、圧倒的知名度と人気を誇ったのは学研「ラジホーン」。
アンテナを一杯一杯に伸ばしてもせいぜい100mほどしか電波が届かないというシロモノでしたが、子供が遊びで使うにはこれで充分です。
とはいえ周波数の変更はできません。どの機種も27.125MHzに固定されているので、いくつかのチームに分かれてお互い探り合いながら味方とやり取りしようにも、会話が敵チームに全部筒抜けというオチが。
意外と使い道がないことを悟った挙句に、分解してご破算という結末を迎えるのもお約束です。
「ラジホーン」は発売初期のころから、廉価版の「ジュニアラジホーン」2,950円をはじめとして、最高機種の「ラジホーン6」6,500円まで何種もラインナップされていました。デザインはいかにも60年代を思わせるクラシカルなシェイプ。
続いて「GXシリーズ」が登場し、いかにも無線機といった外見になります。カラーも黒のほか、カーキー、メタリックシルバーの機種がありました。
そして「ラジホーン」シリーズ最大の50万個のヒットとなった「CQシリーズ」が発売されました。当時のラジカセに似せたデザインにしたそうで、グッと洗練されたフォルムになっています。機能的には前モデルから格段の進歩をしたというワケでもありません。
そして「GTシリーズ」の登場を最後に、玩具トランシーバー全盛の時代は終わりを迎えたのでした。
画像:株式会社学研ホールディングス
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