口裂け女/1970年代、昭和懐かしヒットカルチャー/ナッツーイ

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下校途中の静かな通学路。ひとりでランドセルを背負って歩いていると、前から大きなマスクをした若い女性が近付いてきて「あたしキレイ？」と質問する…

そこで「キレイです」と答えると、「これでも？」と言いながらマスクを外す女。そこには大きく左右に裂けた大きな口が!!
逆に「キレイじゃないです」と回答しようものなら、怒り狂って鎌で斬り殺されるというトンデモない話です。

岐阜県から発生した噂話とされており、全国に派生して集団下校やパトカーの出動にまで及びました。地域によって口裂け女の服装や対応などで差がありましたが、赤い服でポマードを恐れ、べっこう飴が好物という、なんだかよく判らない特徴が定番となっていたようです。

あっという間に広まったこの噂ですが、その後は急速に忘れられ、そしてなぜか2004年になって韓国で突如流行しています。

ちなみに上の写真は、鳥取県境港市の「水木しげるロード」にある口裂け女の像です。

画像：wikipedia　京浜にけ

口裂け女